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2009年7月

2009/07/12

新しい

このブログのつづきは、こちらへ。


http://ameblo.jp/kazamatsuriyuki/

これからも、どうぞよろしくお願いします。


お待ちしてます

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2009/07/07

フーチと愛ちゃん



カイエンの時からのお友達、フーチが虹の橋へ旅立ってしまいました。


圧倒的な存在感だったフーチ。



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トム・ハンクス主演の映画「ターナー&フーチ 素敵な相棒」からとったそうな。




トム・ハンクスの若かりし頃の映画で、私も大好きです。



フーチ役の大型犬が、ブスかわいくて、賢くて、トム・ハンクス演じる田舎町でくすぶっていたくない、超きれい好きの刑事とのコンビで、難事件を解決してゆくというストーリーです。





我らが犬友のフーチは、特大のアラスカン・マラミュートで、60kg超えていました。



また、飼い主のお父さんが、この人にしかフーチは似合わないねっていう、体格のいい、おおらかなお人柄なのです。



フーチは超デッカいぬいぐるみみたいで、ご近所の人気者でした。


今年の2月に異変に気がつき、痛みがひどかったために、4月に右前足を切断手術。



亡くなる1日前まで、元気に3本足で歩き回っていました。



3本足になっても、お父さんと一緒に走ってみせてくれて・・・。



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動物たちって、自分の身で、こんなにも私たちを励ましてくれて。


なんて力づけられることでしょう。



自分はさぞかし痛いでしょうに。



ありがとうね。




私が最後に逢ったのは旅立つ9日前のこと。


こんなに元気ならまだまだダイジョブだねって思ってたのに。



フーチも、お父さんも、ホントにお疲れさま。



お葬式の時に逢ったお父さんの、泣きはらした目が、フーチへの愛情を物語っていました。



フーチ、君はホントに愛されてたね。


短くても、幸せだったね。



いつかは別れの日がくるのは、みんな知っているのだけれど、その日がいつか遠い日でありますようにと祈りつつ、一緒過ごせることの幸せをかみしめながら過ごす日々なんですよね。


その日々が短くても、いろんなことを教えてくれて、与えてくれて、充実した日々を過ごさせてくれる動物たちです。




このところ、仲良しさんが、たくさん虹の橋へ旅立ってしまって、とっても寂しい思いが続いています。



でも、少し嬉しいニュースが。


4月に12歳で虹の橋へ行っちゃったお友達、ラブラドール・リトリーバーの愛ちゃん。



お父さんが、寂しくて寂しくて、次の愛犬を見つけたのです。

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名前は愛子ちゃん。


私まで、うれしくなりました。


今、2ヶ月半。


もうすぐお散歩デビュー。


そしたら、たくさん遊ぼうね。。



亡くなった愛ちゃんも、パパやママがいつまでも悲しんでいるより、きっと喜んでいると思いますよ。



愛するものを失って、ぽっかり空いた心の穴を埋めるられのは、同じように愛せるものだけなんですよね。



みんな、いつまでも、元気でがんばるんだぞ!!!



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2009/07/06

サガン ー悲しみよこんにちはー


友人に誘われて、東急文化村へ「サガン ー悲しみよこんにちはー」を見に行って来ました。



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公式サイト http://www.sagan-movie.com/page.html




私は、子供の頃、決して映画少女でもなく、1年に1、2度父に連れられて、ディズニーの漫画映画か、ウィーン少年合唱団の映画を見に行くくらいでした。




もっと言えば、幼い頃は、日劇の地下の映画館(現在、マリオンのあるところ)でニュース映画と漫画映画をやっていて、それを父と一緒に見に行ったものです。



いつも、すごく混雑していて、人いきれで呼吸が苦しくなってしまうくらいで、父に肩車してもらわないと、スクリーンが見えなかったのを、よく憶えています。


きゃっ、これを言うと歳がばれちゃうっ!!!・・・。


って、年齢は公開済みでしたっけ。






最近はハリウッド製エンターテイメント映画が多く公開されていて、フランス映画ってなかなか見るチャンスがないですよね。





私自身、ドッカ〜〜〜ン、ドッカ〜〜〜ンと、物量と大音量で迫ってくるハリウッドの映画、大好きです。



でも、たまにはヨーロッパのしゃれた映画もいいもんです。





また近頃は、夫婦50割っていうのを利用して、二人でたったの2,000円で映画を見られちゃうんですよね。


椅子は良い、音も抜群、近い、安いという、ご近所のシネコンにすっかりはまっています。





という訳で、ちょっとオシャレして、都心の映画館へフランス映画見に行くなんて、とっても久しぶりなことをしてしまったのでした。





フランス映画って、人と人、人と景色などの距離感が、日本人には、とても心地よいと思うのです。


多分、日常生活にある距離感が、ヨーロッパと日本は近いのではないかしら、って言うのは私の持論ですけど・・・。





先が長くなりそうなので、気の短い人のために結論からいうと、「サガン」、と〜〜っても面白かったですよ〜〜。



誘ってくれた友人に、とてもとても感謝です。





スキャンダラスな生涯を送った、フランソワーズ・サガンの半生を描いたこの映画、女性監督の作品らしいきめ細やかな描写や、ちょっとしたジョーク、エスプリがきいた表現もとても好もしい。





最近、知ったのことなのですが、ヨーロッパ人の目は、日本人の目に比べて、茶系の色が感じにくく、ブルーはより感じやすいというのです。


それは、目の虹彩が、日本人は黒に近く、ヨーロッパ人はブルーなどの薄い色の人が多いことに由来するとか。





これは、写真家の渡部さとるさんの著書「旅するカメラ」に書いてあったのですが、これを読んで、「ああ、なるほど!!!」と、思ったことがたくさんあります。


   


例えばフランス映画の色調が、アンバーが強く感じる、つまり茶色が少し強くて、渋い落ち着いた色に見える。



また、北野武監督の映画が、ヨーロッパで「北野ブルー」と言われてもてはやされていること。



日本人の撮る映画は、ヨーロッパ人には、全体が青みがかって見えるのでしょうね。





日活映画に出ていた頃、カメラマンや現像所のスタッフとフィルムの話をしていて、コダックとフジフィルムの色調の違いなどの話を聞いていて、不思議に思っていたことも、これで解決って思いました。





話はそれましたが、フランス映画は久しぶりに見ると、色合いもしっとり落ち着いた感じがして、心地よいのです。





サガンが、1954年に18歳という若さで「悲しみよこんにちは」でセンセーショナルなデビューをしたときに、世界中で出版され、その時に手にした印税は、今のお金でなんと340億円だそうです。


そんな大金を、18歳の若さで手に入れてしまったら、人生、狂ってしまうでしょうね。




その後、2度の結婚、出産、ギャンブル、九死に一生を得た交通事故、華麗な交友関係、ギャンブル、ドラッグ等々、スキャンダラスな人生を送ったサガン。




裕福な家庭で育った、早熟で寂しがりやの天才少女が、そのまま駆け抜けていった、という印象です。


「悲しみよこんにちは」のヒロインのセシルが、サガンそのものなのでしょう。




これだけ、山あり谷ありの人生のうち、どのエピソードを映画に生かすかが、ディアーヌ・キュリス監督の悩みどころだったことでしょう。



しかし、選ばれたエピソードは、どれもこれも刺激的で、かっこよく、哀しくもあり、サガンの人生を追体験したような気がします。





日活で畑中葉子主演で、サガンの「悲しみよこんにちは」を翻案した映画「愛の白昼夢」を製作したのですが、原作で主人公の父と再婚する義理の母、後に謎の死を遂げる女性を、私風祭ゆきが演じました。




サガンの小説は、私の思春期の頃には、そのタイトルが詩的過ぎて軟弱な感じがして、読むのを敬遠してしまいました。



映画に出演することになって読んでみたのですが、少女が大人に成長していくときに誰もが通り過ぎる、父親への思いや、大人の女性に対する反感、憧れ等々、ショッキングなほど瑞々しい感性で描かれていて、もっと早く読んでおけばよかったと思ったものでした。




今読んでも決して古びない、鮮烈な文章でつづられていて、永遠に若者に支持されていく文学だと思うのですが、残念なことにほとんど絶版だそうです。



しかし、「悲しみよこんにちは」が新しく河野万里子さん訳で出ていますので、是非是非読んでみてください。





サガンというペンネームはプルーストの小説「失われた時を求めて」から借り、「悲しみよこんにちは」というタイトルはポール・エリュアールの詩からとったという。


タイトルが詩的なのは、そういう訳だったですね。




フランソワーズ・サガンを18歳から2004年に69歳で亡くなるまでを演じるのはシルヴィ・テステュー。


「模倣するのではなく、近づくことを目指した」(本人談)そうですが、それはそれは似ているのです。




たくさんのインタビューを見たり聞いたりして、サガンの話し方をマスター、リズムの研究や、声の出し方から舌の使い方まで研究したそうです。


2004年まで生きていた人なので、多くの人々が実際のサガンを憶えているのですから、大変なことだったと思います。



ディアーヌ・キュリス監督が「サガンに生き写し」と、太鼓判を押したそうです。



私は、サガンをスティール写真でしか観たことないのですが、それだけでも似ていると思います。



スクリーンに甦ったサガンを見るだけでも、観る価値がある映画かな。



いやいや、俳優たちの演技も、素晴らしい。




ブルジョワの生活も、かいま見るのも楽しい。




また、「19XX年」などと、テロップを使うわけでなく、ファッションや、登場する車などで、時代の移り変わりを表現するのも、とても粋な感じがします。


ファッションや、車のデザインの移り変わりを観るのも、戦後の現代ファッション史、自動車デザイン史みたいで楽しい。




ほんと、いい映画でした。



まだまだ、全国で観られるようですよ。





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2009/07/05

しゅみましぇえ〜〜ん。


先日の、「オレたちひょうきん族」の情報、間違ってました。


ごめんなさぁ〜〜〜い。



古くからのファンの方が、見てくれて調べてくれました。


ぜ〜〜〜んぜん違ってたのです。




正しくは


現在フジテレビONEにて放送中の番組「タケちゃんの思わず笑ってしまいました」#3ホステスセミナーのコーナーだそうです。


http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/909200124.html


7/10(金) 23:00-24:20

7/12(日) 20:00-21:20



後2回放送されるようです。



早速の、正しい情報をありがとうございました。


これからも、よろしくお願いしますね。



という訳で、取り急ぎ、訂正でした。


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2009/07/02

オレたちひょうきん族



っていう番組、ご存知でしょうか?



『オレたちひょうきん族』(おれたちひょうきんぞく)は1981年5月16日から1989年10月14日までフジテレビ系で放送されたバラエティ番組。土曜日20:00 - 20:54(JST)に放送。


(Wikipediaより)




というわけなんですが、私風祭ゆきも、タケちゃんマンのコーナーにゲスト出演したことがあります。


なんと、再放送するらしいです。


懐かしい〜〜です。


http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/100000016.html



放送は、7月3日(土)12:30〜13:20 CSフジテレビTWOです。


CS見られる方、お時間許す方、懐かしい映像、ご覧くださいませ。




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